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HOME > NEWS > <18th>入賞デビューコンサートを開催しました

宮沢昭男氏のレポート「若い指揮者3人の果敢な挑戦」もコチラからご覧ください。

第18回東京国際音楽コンクール〈指揮〉の入賞デビューコンサートを、2019年5月18日(土)愛知県芸術劇場コンサートホール、5月22日(水)東京オペラシティコンサートホールにて開催し、コンクール第3位の熊倉優、第2位の横山奏、そして第1位の沖澤のどかの入賞者3名が出演、外山雄三・審査委員長も冒頭で講評を行いました。

 

愛知公演のオーケストラは名古屋フィルハーモニー交響楽団。世代の中では経験豊富な3名の指揮者でしたが全員が初めての共演で、リハーサル初日は緊張した空気の中でスタート。オーケストラの協力もあり、次第に緊張もほぐれ和やかな雰囲気でリハーサルも終了。本番はそれぞれの持ち味を発揮し大成功で終了しました。


東京公演は、東京都交響楽団との共演。多くの音楽関係者が集まり、超満員のお客様の熱気の中で開演。それぞれの指揮者のタクトにオーケストラも素晴らしい演奏で応え、大成功で終了しました。

 

尚、最後のカーテンコールでは、3名の指揮者が手をつなぎ登場。これは「入賞者3名で作り上げたコンサート」を意識した出演者からの提案で、リハーサルからお互いに意見を交わしあいながら臨んだコンサートを象徴する光景となり、会場は大きな歓声に包まれました。

 

今後の3名の活躍に是非、ご期待下さい。


【名古屋公演 演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団】
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」第1、第2組曲から抜粋(沖澤のどか)
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容(横山奏)
ブラームス:悲劇的序曲op. 81(熊倉優)

【東京公演 演奏:東京都交響楽団】
メンデルスゾーン:交響曲 第3番 イ短調「スコットランド」op.56(沖澤のどか)
コダーイ:ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲(横山奏)
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(熊倉優)